Research and Development

グリースの開発

ナノメートル単位の膜厚を正確に測定EHL油膜測定装置

潤滑する二面間に必要な油膜を、より実際に近い動的条件下で測定するEHL油膜測定装置。ナノメートル単位の極めて薄い膜厚を正確に測定することで、自動車電装部品・IT機器用途などの高品質ベアリンググリースを開発しています。

長寿命グリースの開発SRV摩擦・摩耗試験機

耐摩擦・摩耗性に優れたグリースを開発するため、SRV摩擦・摩耗試験機を導入しています。往復運動する二面間の摩擦・摩耗特性を様々な条件で測定することで高耐久性グリースを可能にします。

アプリケーションの低騒音化に貢献音響試験機

音響試験機を用い、ベアリングの発するノイズを測定。IT機器、家電機器や自動車電装部品などに求められる低騒音軸受用グリースの開発を行っています。

熱処理油の開発

冷却性能を正確に測定冷却性能測定装置

熱処理油にとって最も需要である冷却性能を正確に測定することは、信頼性の高い熱処理油開発に欠かせません。日本グリース㈱ではお客様のニーズに最適な冷却性能を長期間にわたり発揮する熱処理油の開発に、JIS法で制定された冷却性能測定装置を使用しています。

適切な熱処理油の選定に貢献多目的熱処理炉

熱処理油の開発には一般性状を確認するだけではなく、対象物の硬化挙動あるいは歪量の確認が必要となるケースがあります。日本グリース㈱では多目的実験炉を使用することで、実際の熱処理条件を再現することで適切な熱処理油の選定が可能となります。

金属加工油剤の開発

金属加工油剤の性能・品質の評価マシニングセンタ

金属加工油グループでは金属加工油剤の開発においてマシニングセンタを活用しています。ユーザーが求める諸条件に対応する為、加工条件とあらゆる素材を用い、加工時に発生する切削抵抗を精密動力計により数値化し評価する事が可能です。

研究開発体制

金属加工油のリーディングカンパニーを目指し、様々な産業分野へ向けた研究開発行い、社会への貢献を目指しています。金属加工油グループは次世代を見据えた長寿命・環境規制対応・高品質・高付加価値製品の開発に積極的に取り組みます。

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